内視鏡検査について

上部・下部拡大内視鏡

当センターでは、上部内視鏡(経口内視鏡)・下部内視鏡(大腸内視鏡)ともに拡大内視鏡を備えております。
通常の内視鏡で確認できる映像を、更に鮮明に拡大する事ができため、組織の鮮明な観察が可能となっております。

上部・下部拡大内視鏡

選べる2種類の上部内視鏡検査

当院では、患者さんの症状や状態にあわせて、口から胃カメラを挿入する方法(経口内視鏡)と鼻から胃カメラを挿入する方法(経鼻内視鏡)を選択することができます。内視鏡検査を受ける上で不安に思ってることなど、遠慮なく主治医にご相談ください。

経口と経鼻の比較

経鼻内視鏡は直径4.9mmで、経口内視鏡(直径9.2mm)のおよそ半分の太さのカメラを使います。
経口内視鏡よりも細いため、喉を通るときの辛さや吐き気が比較的出にくいのが最大の特徴です。
しかし直径が細い反面、画質はどうしても経口内視鏡に劣り、組織を拡大して観察する機能も持っておりません。これによって検査の精度が下がるわけではありませんが、経口内視鏡では経鼻内視鏡のカメラでは分からない、組織の変化を観察することが可能です。
当センターでは、経鼻内視鏡を選択の一つとして考えております。
過去に経口内視鏡で強い吐き気が出て苦しい思いをした方は是非一度担当医に相談してください。

胃内視鏡検査(経口・経鼻)の受け方

大腸内視鏡検査の受け方

当院で大腸内視鏡検査を受ける場合、検査前準備で飲んでいただくお薬は3種類あります。ニフレック・モビプレップ・ビジクリア錠の中から、患者さんに合わせて負担の少ない方法を相談して決めさせていただきます。