肥満症治療薬を用いた肥満症治療(自由診療)

当院では、肥満症治療薬ウゴービ(セマグルチド)およびゼップバウンド(チルゼパチド)による肥満症治療を自由診療(自費診療)として開始いたしました。

肥満症とは

近年、肥満症は見た目だけの問題ではなく、糖尿病や高血圧、脂質異常症、睡眠時無呼吸症候群などの生活習慣病を引き起こす、または悪化させる医学的な疾患として認識されており、特に日本人に多い内臓脂肪型肥満は、健康寿命を縮めるリスク因子ともされており、早期の治療が重要視されています。

このようなお悩みはありませんか?

  • 食事制限や運動を頑張ってもなかなか成果が出てこない
  • 年齢とともに代謝が落ちてきた
  • 検診で減量を勧められた

当院では、このような方のために、ウゴービ/ゼップバウンドを用いた医療的なダイエット治療を提供します。

ウゴービ/ゼップバウンドとは

ウゴービ(セマグルチド)は、GLP-1受容体に作用する薬剤であり、食後に分泌されるホルモンである「GLP-1」を強く模倣した薬剤です。
主な作用として

  • 食欲抑制(視床下部への作用)
  • 胃排出遅延(満腹感が続く)
  • 血糖依存型インスリン分泌促進(低血糖は起こしにくい)
これらの作用により、”食欲を抑えて食べる量を減らす”効果を期待することができます。


これに対してゼップバウンド(チルゼパチド)は、ウゴービ同様のGLP-1作用に加えて、GIP受容体も刺激する薬剤です。
主な作用として

  • GLP-1と同様の食欲抑制
  • 脂肪代謝改善作用
  • GIP受容体刺激によるインスリン分泌促進

これら”食欲抑制+脂肪退社改善”の二重作用により、ウゴービより減量効果がより強いとされています。

保険診療との関係について

現在、ウゴービ/ゼップバウンドを保険適用で処方するためには、薬剤処方開始の半年前から月に1回の定期検査・診察と1~2か月に1回の栄養指導を受ける必要があり、働く世代には診療に係る負荷が大きいのが実状です。
また、医療機関も複数の要件があり、現実的には大学病院や一部の中核病院に限られております。
そのため、当院ではウゴービ/ゼップバウンドによる肥満治療を『自由診療(自費)』として提供することとしております。

対象となる方

BMI(ボディ・マス・インデックス)*1が35以上の方、または27以上で2つ以上「肥満に関連する健康障害」*2を有する方


*1 BMI計算方法:体重[キログラム]÷(身長×身長)[メートル]
(例)170cm、102.5kgの場合、102.5kg÷(1.70×1.70)=BMI35.4


*2 肥満に関する健康障害一覧

耐糖能障害(2型糖尿病など)
脂質異常症
高血圧症
高尿酸血症、痛風
冠動脈疾患
脳梗塞、一過性脳虚血発作
非アルコール性脂肪肝疾患
月経異常、女性不妊
肥満関連腎臓病
閉塞性睡眠時無呼吸症候群、肥満低換気症候群
運動器疾患(変形性関節症:膝関節、股関節、手指関節、変形性脊椎症)

料金表

診察料 初診料 3,201円
再診料 1,397円
薬剤料 ウゴービ0.25mgペン1.0MD 1キット(4回分) 17,600円
ウゴービ0.5mgペン2.0MD 1キット(4回分) 35,200円
ゼップバウンド2.5mg 1キット 1本 8,800円
ゼップバウンド5.0mg 1キット 1本 17,000円

※1 毎月の診察が必要です。(服薬開始前~服薬治療中期間)
※2 初診時には血液検査・尿検査を実施します。(料金は必要時に別途お伝えいたします。)
※3 服薬治療中にも、副作用のモニタリングを目的とした検査を定期的に行います。


副作用について

  • 吐き気、嘔吐、下痢、便秘、消化不良、食欲減退等の消化器症状
  • 頭痛・倦怠感

これらは薬剤の量を増やしていく時期に多く、ほとんどの場合は軽く自然に治まることが多いです。ただし症状がつらい場合には容量調整等が必要になりますのでご相談ください。

また稀ですが、注意が必要な副作用として、以下の副作用が報告されています。

  • 胆嚢疾患(胆石症、胆嚢炎等)
  • 急性膵炎
  • 腎臓機能の低下
  • 重いアレルギー反応(アナフィラキシー)
  • 腸閉塞